予約優先制について

再診の方に予約をお勧めしている理由ですが、当日朝に院長がカルテを見なおし予習をしておくためです。朝5時半~6時ごろから2時間ほどかけて予習しています。

予約されている方でも、新患、再診にかかわらず、混雑具合によっては予約時間の120分後に診察室に呼ばれている状況ですそれでも、予約している方は予約していない方に較べて、院内滞在時間が1時間以上短くなっています。

なかには、こんなに待たせて予約の意味があるのでしょうか、予約患者数を詰め込みすぎではないか、と言われる患者さんもいます。それでも予約制にしないと、病状が重いため頻回に受診している患者さん、90歳代の患者さん、手術直後の患者さんなどが、そのたびに来た順番に並ぶことになり、医院のあり方として良くないと考えています。

院長は、診療以外では約束時間に遅れることはないし、患者さんひとりひとりの時間が貴重であることも十分理解しています。しかし、飲食店でも遊園地でも人気があれば列ができてしまいます。院内処方のため薬局にいく時間がなくてよいようにしているなど、トータルでかかる時間を減らすための、考えられる限りの経営努力をしてあります。ご理解いただけると幸いです。

予約の医療上の問題点として、予約日時に行けなかった後、医院に行きにくいとお感じになり、病状を悪化させてしまう方がいらっしゃいます。当院では、あくまで予約は患者さんのために行っているものですから、いつも笑顔でお迎えいたします。気にしていただくことは全くありません。

一般の患者さんには受付時間での診療をお願いしています。手術、処置、病状が重いため数日ごとに受診している特別な患者さんは、受付時間以外に予約診療している場合があります。医院が開いているのに受付時間でないからと待たせるのはおかしい、という一般の患者さんからの苦情がありましたが、濃密な医療を必要とされている方がいることをご理解ください。

診察の順番について

診察室に呼ばれる順番は患者さんごとの状況によります。予約の有無だけでなく、必要な検査の数・種類や、病気の状態など、それぞれの患者さんについて事情が反映された結果ですのでご理解いただけると幸いです。

次の患者さんは予約の方の次に優先的に診察します。受付でお申し出ください。

往診は現在のところ承っておりません。