遮光眼鏡とは

人が眩しいと感じる波長の光を遮り、物を見るために必要な波長の光のみを通すことによって眩しさや明暗(コントラスト)をはっきりさせることで見え方の質を向上させるよう設計されているレンズです。一般的なサングラスにも眩しく感じる波長の光を遮る機能はある程度ありますが、それが不十分であったり、または物を見るために必要な波長の光も遮ってしまい、結果的に見え方の質が損なわれてしまうことがあります。当院ではHOYA株式会社製のトライアルレンズ21枚、東海光学株式会社製のトライアルレンズ22枚がお試しいただけます。



どのような方にお試しいただくのか

 主には『眩しさ』を感じられている方が対象になることが多いのですが、コントラストを上げる効果もありますので有効と考えられる方にはお勧めすることがあります。上述しておりますが、サングラスと比較して見え方の質に関しましては遮光眼鏡に軍配が上がるので病気の有無に関わらず広くお勧めすることができるレンズです。


どのように試していただくのか

 当院の視能訓練士と共に屋外や屋内にて一枚ずつレンズをかざしながら見え方を確認していただいております。当院には国立障害者リハビリテーションセンターにて研修を終えた視能訓練士も一名在籍しており、レンズ選定に関する知識、方法に関しましてはそれに準拠して行っております。

 各種レンズによって昼間の運転や夜間の運転に推奨できるもの、またはできないもの等ございますので、ニーズに合わせて検討していきます。人が感じている眩しさを正確に他人が把握することは極めて困難なことであり、ご自身で最も見えやすく、眩しさが解消するレンズを選んでいただくことが大事です。原則として天気の良い日、試していただくご本人が眩しさを感じている時に行うことが遮光眼鏡の効果を最も体感しやすく、お試しには最良です。また、実際使用する場面(運転するのであれば車中など)での見え方が大切ですので、当院でお試ししていただいた後、お試しのレンズを貸し出します。生活場面での見え方の確認を行った上で処方を決定しております。

 遮光眼鏡を実際に使用する際のデザインにも現在3種あります。眼鏡のレンズに組み込むタイプであったり、お持ちの眼鏡の上にクリップで覆うように装用できるもの、眼鏡よりワンサイズ大きく作られていてお持ちの眼鏡の上に被せるように装用できる『オーバーグラス』があります。オーバーグラスにはレンズのみならず、周辺からの光を物理的に遮る効果もありますので、眩しさを解消するためにはより優れています。

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